小秀山登頂ならず

2017年7月の記事になります。

 

7月8日(土)晴れ時々くもり

 
 
今年の夏の楽しみの一つである、
燕岳登山がいよいよ来週に迫ってまいりました。
 
燕岳は北アルプス入門の山とも言われており、
北ア初心者でも安心して挑める人気の山。
 
そんな燕岳で気になっているのが、
北アルプス三大急登と呼ばれている『合戦尾根』です。
 
登った人のブログを読むと、
『急登が延々と続いてキツかった』
と、いう声もあれば、
『三大急登というわりにはゆるい』
と、いう声もあり、
私の中では、昔登った木曽駒ヶ岳の八丁坂のような急登を想像しているんですが、実際どうなんでしょうか。
 
とりあえず、練習あるのみ!かな。
と、いうことでやって来たのは、
岐阜県中津川市と長野県木曽郡王滝村にまたがる、標高1,982mの
『小秀山』です。
(*日本二百名山、およびぎふ百山に選定されています)
 
AM9:50
 
かなり遅くなりましたが、
乙女渓谷キャンプ場の管理棟横にある二ノ谷登山口よりいざ出発。
 
 
なんでも二ノ谷登山ルートには
ヘンタイ急登(笑)があるようなので、
楽しみです。
 
暑いけど、元気に行ってまいりまーす。
 
渓流の音を聞くだけでも涼しくなります。
水がすごく綺麗で気持ち良さそ~。
 
最初の方は、立派に整備された遊歩道を歩きます。
 
まるで南の島の海のような透明度に、しばし感動。
滝の横の遊歩道を歩きます。日陰で涼しい。
碧水湖。
名前のごとく、コバルトブルーが綺麗です。
 
遊歩道を歩いていると、突然現れた土砂崩れ現場・・・
遊歩道が埋まってる、、、
 
ここも遊歩道のすぐ手前まで土砂が迫ってきてます。
 
ねじれ滝。
木がちょっと邪魔だけど、確かにねじれてる。
 
たくさんの滝を見ながら、整備された遊歩道を歩く。
登山というより、滝巡りのハイキングだね。
滝の流れる音が心地よくて癒されます。
 
夫婦滝の男滝。落差80メートルだそう。
逆光なのが残念だけど、すごい迫力です。
 
この辺りから、いよいよ急登が始まりました。
 
さっき下から見ていた男滝。
滝を上から見ることってなかなかないですよね。
絶叫ウォータースライダーみたい。
 
あれ?子滝?お母さんは?
どうやら夫婦滝の女滝を見るのを忘れたみたい。
 
子滝。
涼しいしテンション上がるね。
 
だいぶ上のほうまで登ってきました。
空も綺麗。
 
そしてそして、ついに現れましたヘンタイ急登の『カモシカ渡り』。
今回コレが楽しみではるばるやって来たと言っても過言ではありません。
木の根っこがうねうね。
なんじゃこりゃー!
と言いつつ、楽しい。
激登。うねうねを登ると、今度は垂直やん。
 
カモシカ渡り』をよじ登った先に待っていたのは、絶景でした。
そして頂上が姿を現しました。
まだまだ遠いな、、、
 
この時点ですでに13時。
お腹が空いたので、ここでお昼にしました。
 
ブロガーさんの中で流行ってる(?)ぐるぐるソーセージが売ってなかったので、フツーのフランクフルトを直火炙り。
あれって、スーパーに売ってます?
 
昼食を済ませ、
またこんな急登を登ること20分ほど、、、
 
兜岩に到着。
 
鎧と兜が離れすぎー!
 
地図を確認すると、山頂まではこの兜岩から
1時間ほどかかるみたい。道は緩やかになるみたいだけど。
うーん、、、どうしようかな。
 
今回、どーしても下山後に行きたい場所がありまして。
この後山頂まで向かったとして、
下山時間も加味すると、そこに行けなくなる可能性が高いな、、、。
 
よし、下山しよ。
今回はこの兜岩をピークとすることに決めました。
 
山頂じゃなくてもこんなに素晴らしい眺め。
私はしゃがんでイェーイ。
 
分岐点まで戻ってきました。
下りは三ノ谷ルートを使います。
 
笹の葉をかき分けながら、ジャングルのような道を進みます。
 
この前覚えたコアジサイがたくさん咲いてました。
 
PM4:05
乙女渓谷駐車場に到着。
 
これなら私が行きたいお店になんとか間に合いそう。
 
乙女渓谷から車で20分ほど。
意外と近い下呂温泉
 
 
さすが土曜日。
多くの観光客で賑わっていました。
 
そして私が登頂を諦めてまでして、
来たかったのがコチラ。
 
17時には閉店してしまうので、
ギリセーフ。
 
飛騨牛あぶり寿司、3点盛り。
舌の上でとろけちゃうよ。
 
さて。来週はいよいよ北アルプス入門してきます!
 
あ〜、どうかお天気に恵まれますように