燕岳 その①

2017年7月の山行記録になります。
 
7月16日(日)
海の日三連休ド真ん中。
 
夜中に出発すると宣言しておきながら、結局自宅を出発したのは4時でした
 
AM7:30
案の定、中房温泉にある登山駐車場は満車。
道路脇にもびっしり駐車されていたので焦りましたが、なんとかギリギリ一台分のスペースを確保できました。
 
AM8:00
中房温泉の登山口よりいよいよ出発です。
 
合戦尾根ってどれくらい急登なんだろう?
ワクワクしながら進みます。
あっという間に第一ベンチ到着。
皆さんから聞いていたように、この先もちょうど良い間隔でベンチが置いてありました。
 
そしていつものように、苦手なキノコに細心の注意を払いながら登っていると、、、
『ぎゃーっ!なんか生えてる!!』
ギンリョウソウでした(笑)
 
みなさん、ごめんなさい。
私の中ではこれはもうキノコと同じくらい気持ち悪いです。
正面から見ると目玉みたいになってるし。
 
荷物はずっしり重いけど、平坦な道では
余裕しゃくしゃくのポーズ(笑)
 
三大急登来たか〜!
でも最近の練習の甲斐があって?
思ってたよりも大丈夫でした。
疲れた〜って思う頃にはちょうどベンチもあるし。
半分ちょっと登ってきました。
 
だんだん暗くなってきて、
いつ雨が降り出してもおかしくない空に。
 
1:25
合戦小屋到着。
 
 
雨が降り出す前にをちゃちゃっとオニギリを食べることにしました。
 
それにしても、虫が多いのが気になります。
ここで昼食をとる人が多いからか、追っ払っても纏わりついてきます。
 
合戦小屋といえば、名物のスイカ〜。
食べたかったけど、、、
残念ながら寒くて食べれませんでした。
そうこうしてるうちに、
ポツリポツリと雨が降ってきたので、
レインスーツに着替えます。
 
合戦小屋を出たら、燕山荘まではあと1時間くらいかな。
雨が降ったり止んだりしてます。
 
そしてついに稜線の先に燕山荘が見えました。
でも、ここからは団体グループがいて渋滞してました。
うーん、少し進んでは止まる、、、
何で?
 
列の先頭を見てみると、
引率者らしき方が、度々止まっては、お花の説明をしてるではありませんか。
私たちのすぐ前を歩いていたカップルが痺れを切らして、団体を抜き始めたので、私たちも着いていくことにしました。
 
PM12:40
燕山荘に到着〜
 
この燕山荘が槍方面への分岐点になってるんですね。
 
燕山荘前にある山男の石像。
畦地梅太郎さんという、有名な版画家の作品だそうです。
この何とも言えない表情がちょっとオモロイ。
 
あちらはテン場。
上から見ると小さな集落みたいでなんかかわいいね。
 
女王様のご機嫌が良くなったのか、
山頂までの視界も良好。
 
部屋に荷物を置いて、
雨が降っていないうちに山頂まで向かうことにしました。
 
たぶん初めて見ました、コマクサ。
あなたもかわいい女王様だったね。
 
誰が見ても分かる、イルカ岩。
こっちはあまり伝わらない、めがね岩。
 
燕山荘を出発して、30分ほど。
 
ついに燕岳、登頂〜!
雨は降ってないけど、強風です。
 
山頂から見た北燕岳。雲がかかってて見えないけど、奥には立山剱岳が見えるようです。
 
さてさて。
燕山荘に戻ってきたら、喫茶室で
お待ちかねのコーヒーブレイク。
 
ここはやっぱり、ケーキセット食べるよね〜
 
苺とブルーベリーのタルト美味しかった。
他にはベイクドチーズケーキモンブラン、リンゴのケーキもありました。
 
山の上なのに、下界と値段があんまり変わんない。
なんて良心的なの〜
 
夕食の時間まで、喫茶室でまったりと過ごしました。
 
夕食は小屋の到着順に決められていて、
私たちは三回目のPM5:50でした。
 
メインメニューは、鯖の煮付けと鶏肉でした。
ご飯、味噌汁はおかわり自由になってます。
ボリュームたっぷりだし、手が込んでいて、どれも美味しかったです。
 
食後には、オーナーさんから燕岳のお話と、ホルンの演奏をしてくださいました。
 
夕食後に外に出てみたら、
雲の隙間からこんなに素敵な夕焼けが見えました。
 
部屋に戻り、寝るにはさすがにまだ早いので
小屋の中を探検しました(笑)
 
売店にはTシャツやここにしか売ってないグッズがずらりと並んでます。
コマクサのバンダナ、めっちゃかわいい〜。
手ぬぐいも素敵。
あっ、やっぱりまずは山バッジかな。
と、売店の前をウロウロ(笑)
 
ヤバい、欲しいものがありすぎて困っちゃう。
 
散々悩んで、山バッジとポストカードを買いました。
ポストカードは海外に住んでる友達に手紙を書きます。
 
こうして一日目は終了しました〜。
二日目に続きます。